オランダ安全対策情報

提供: 在オランダ日本国大使館

 

 

偽警察官による日本人の金銭被害について

2007年5月18日
在オランダ日本国大使館

1.最近、ロッテルダム市内において、偽警察官による日本人の金銭被害が発生しました。
本件犯行手口の概略は、以下のとおりです。

(1) ある日本人がロッテルダム市街地を午後2時頃歩いていたところ、地図を持った観光客風の男が近寄り、そのまま暫く2人が等間隔で歩いていた。
(2) その時突然、私服警察官を装った偽警察官2人が現れ、地図を持って歩いていた男にIDカードらしきものを提示し、旅券、麻薬所持検査と称して財布の検査を始めた。
(3) その状況を近くで見ていた日本人は、自分も私服警察官から持ち物検査に応じなければならないと思い、素直に応じた。結果、財布の中の現金を巧妙に抜き盗られてしまった。

2.本件犯行について、オランダ警察は以下のコメントを発しています。

(1) オランダの警察官であることを確認したい場合は、誰でも当該警察官に対し身分証明証の提示を求めることが出来る。
(2) ロッテルダム警察には、私服警察官はいない。
(3) 通常、警察官は財布の中の検査は行わない。

3.オランダは観光シーズンに入り、置き引き、スリ、ひったくり等の犯罪多発の被害が懸念されます。ほっと気がゆるむ一瞬のスキを巧妙に狙われますので、皆さまにはくれぐれもご注意願います。

以上

 

最近の犯罪被害例

2006年12月4日
在オランダ日本国大使館

最近、アムステルフェーン及び周辺地域において、在留邦人のみなさまが犯罪被害にあわれるケースが目立っております。 事案の概要は以下のとおりですが、類似の事件 にくれぐれも巻き込まれないよう、ご注意願います。

犯罪被害例

(1) 日本人男性が夜一人で帰宅の途中、歩いていると、突然、木陰から男が現れ、持っていたバッグを強引に引ったくり持ち去ろうとした。バッグを持っていた男性は、バッグを盗られまいと抵抗したところ、暴漢は棒を振りかざしバッグをもっていた男性の顔面を強打し、怯んだすきにバッグを持ち去る。
(2) アムステルダム市内の有名ホテルの地下駐車場において、コインをバラまき、運転手の日本人男性の注意をそらさせたスキに車の中に置いておいたカバンを持ち去った。
(3) 最近、オランダに赴任し住居(1階)を決め、生活をスタートさせたところ、住居の窓ガラスを破られ空き巣に入られた。

以上

 

詐欺にご注意ください!!

2006年11月29日
在オランダ日本国大使館

最近、スペインで宝くじを扱う会社を騙るグループによる詐欺未遂事案が発生しました。概要は以下のとおりです。

  ある日突然、スペインで宝くじを扱う「La Primitiva」社を騙る詐欺グループから、「高額の賞金に当選した」として、「賞金受領のために必要な手数料を所定の銀行口座に事前に送金してほしい」とか、「賞金受領のために必要な銀行口座・カードに関する情報を教えてほしい」という内容の手紙が届く。詐欺だと気づかずにカードに関する情報を知らせると、その情報で商品を購入され、被害に気づく。

 詐欺グループは、被害者の信用を得るため、「La Primitiva」社のロゴマークを勝手に使い、あたかも「La Primitiva」社が発行したかのように見せかけた文書を偽造しています。なお、返送用の「申請書類」には、「Grupo Bilbao Security Company S.L」社宛ての返信用紙も同封されています。
 応募した覚えもない賞金の当選通知が来ることは、当然、不自然ですし、スペイン国内では嘘がすぐにばれる可能性が高いことから、詐欺グループは、スペイン国外に手紙を出しているようです。
 つきましては、類似の詐欺事件に巻き込まれることのないよう、見知らぬ人間からの資金提供に関係する手紙は、一切無視し、相手にしないよう十分注意してください。
 なお、 スペインでは詐欺事件を起こしているのは一社だけではなく、類似案件が複数発生しています。在スペイン大使館ホームページの領事情報「7.宝くじ当選を装う詐欺事件
http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/anzen_shuyonahanzai.htm)」も、あわせて参考にしてください。

 

鳥インフルエンザに関する情報について(その4)

2006年8月16日
在オランダ日本国大使館

1. 8月12日、オランダ農業・自然・食品品質省は、ロッテルダム動物園で死亡した2羽のフクロウが高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に感染した疑いがある旨、公表しました。その概要(当館作成の和訳)は以下2.のとおりです。皆様方におかれましては、関連ホームページや報道等を通じて引き続き情報収集に努めて頂きますようお願い致します。


2. オランダ農業・自然・食品品質省によるプレスリリース

−若いフクロウから鳥インフルエンザの疑い−

定期検査により、野生生物健康センター(ロッテルダム・エラスムス医療センター/ユトレヒト大学)は、ロッテルダム動物園(Diergaarde Blijdorp)で死亡した2羽の若いフクロウからH5N1感染の徴候を発見した。これに続いて行ったLelystad(フレボランド州)にある研究所(CIDC;獣疫管理中央研究所)の調査でもこの疑いを確認した。実際に鳥インフルエンザに感染したか否かは更なる調査により明らかになる。これは2羽のワクチン接種をしていない鳥に関するものである。動物園の大部分の鳥はワクチン接種を受けているが、同動物園は予防措置として出来るだけ多くの鳥を保護し隔離することが求められている。近日中に食品・消費者製品安全機関は同動物園で追加のサンプルを採取することとなっている。

H5N1型の人への感染の可能性は鳥や糞との緊密な接触を通してのみ起こる。このため、保健当局はこのまま動物園を開園できると話している。動物の世話係には特別な措置が取られる。大事をとり、動物園は鳥と訪園者との接触を避けるために引き続き対策を取ることを求められている。

3.関連情報については、www.minlnv.nl/vogelgriepで入手可能です。

 

鳥インフルエンザに関する情報について(その3)

2006年2月20日
在オランダ日本国大使館

1.2月20日、オランダ農業・自然・食品品質省は、商業目的ではなく(例えばペットとして)飼育されている鳩、鶏やアヒル・七面鳥等の家きん類を鳥インフルエンザから守るための措置について、新聞広告(別添)を行いました。その概要(当館大使館作成の和訳)は以下2.のとおりです。皆様方におかれましては、関連ホームページや報道等を通じて引き続き情報収集に努めて頂きますようお願い致します。

2. オランダ農業・自然・食品品質省による新聞広告
−あなたの鶏を鳥インフルエンザから守る−

 あなたは、鳩、鶏やアヒル・七面鳥等の家きん類を商業目的以外で飼育されていますか?もし、飼育されているのであれば、本日2月20日より、(あなたが飼育している鳥と)野生の鳥との接触を防止するために、(あなたの飼育している)鳥に覆いをする義務が課せられます。政府による強制的な措置がオランダ全土に適用されます。

 これ(政府による強制的な措置)はあなたにどのような影響を与えるのですか?

鳩、鶏、他の家きん類は、屋根の部分を不透性のもので覆われたところで飼育されなければなりません。壁面に関する最小限の要件は、他の鳥との接触が発生しないよう、ネットで区切られていなければなりません。
あなたの(飼育する)動物に水路の水のような表層水を飲ませてはいけません。
もし、数日間のうちに何匹かの動物が死んでしまった場合、すぐかかりつけの獣医に連絡して下さい。鳥インフルエンザに関するケースである可能性があります。これら(死んだ)動物に手を触れない若しくは、ゴム手袋をはめて下さい。
(全ての種類の)鳩、歩く鳥、観賞用の鳥に関する展覧会、ショー、レースなどの集会は禁じられています。


追加情報については、www.minlnv.nl/vogelgriep  若しくは、0800-22 333 22 (Mon-Fri from 8.30 to 16.30 hours)で入手可能です。

 

鳥インフルエンザに関する情報について(その2)

2005年11月18日
在オランダ日本国大使館

現時点においてオランダにおいては鳥インフルエンザの感染事例は確認されておりませんが、以下のとおり関連情報を紹介致しますので、引き続き情報収集に努めて頂きますようお願いします。

 

(1) 外務省では、鳥インフルエンザに関する状況の変化にあわせて、渡航情報(広域情報)を発出しています。最新のものは、11月1日付「鳥インフルエンザ流行地の拡大(その4)(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2005C449)」を発出し、現段階での予防方法や感染症研究所等関連機関のホームページアドレスも紹介しています。
(2) また、この種の感染症関連情報は、「海外安全ホームページ」内の「外務省が提供する感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報について(http://www.anzen.mofa.go.jp/sars/sars.html)」内に一括掲載されております。こちらには、関係機関のリンク等も掲載されております。
(3) なお、政府全体の対応策としては、14日より厚生労働省より「新型インフルエンザ対策行動計画」が発表されており、厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html)にも掲載されていますので、併せてお知らせします。

 

 

鳥インフルエンザに関する情報について

2005年10月26日
在オランダ日本国大使館

 10月19日、EUの機関である欧州疾病予防管理センター(European Centre for Disease Prevention and Control: ECDC)が、人の健康に対するH5N1型鳥インフルエンザの危険性に関するメッセージを公表いたしました。その概要は以下のとおりです。(なお、ECDCのホームページアドレスは、http://www.ecdc.eu.int/ となっております。)

 

(1) H5N1型インフルエンザウイルスによる欧州における一般市民の健康の危険性は、現在のところ非常に低い。今回の鳥インフルエンザによる脅威とインフルエンザのヒトのパンデミック対策は分けて考えるべき。
(2) 感染する危険性が最も高いのは、感染した家禽類を処分した者やH5N1に感染した地域の家禽飼育場関係者である。これらの危険性の高い集団を保護することが優先課題である。
(3) 危険性の高い集団対策としては、家禽類の処分に関与する者の数を最小限にすること、処分に関与しない飼育場関係者のウイルスへの接触をなくすこと、感染地域におけるヒトの移動の制限を場合により検討すること、処分を行う者はワクチン接種を受けること等を勧奨する。
(4) 一般市民については、健康への危険性は非常に低いものの、死亡あるいは病気のトリには触らないこと、家禽類の肉及び卵は完全に調理することを勧奨する。
(5) H5N1ウイルス感染地域を旅行する者については、トルコ、ルーマニアその他の欧州の国においてH5N1が存在するからといって旅行計画を変更する必要はない。(4)の勧奨を守る限り、これらの地域を訪問してもウイルスに感染する危険性はほとんどない。

現時点において、オランダで鳥インフルエンザの感染事例は確認されておりませんが、以下のホームページにも鳥インフルエンザに関する情報が掲載されておりますので、情報収集に努めて頂きますようお願いいたします。

海外安全ホームページ「鳥インフルエンザ流行地域の拡大(3)」(外務省)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2005C421

鳥インフルエンザに関するQ&A(国立感染症研究所感染症情報センター)
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/QA040401.html

 

オランダにおける日本人の盗難被害に対する注意について

2005年7月29日
在オランダ日本国大使館

 オランダを訪れた日本人旅行者が貴重品を入れたショルダーバッグや書類ケースを置き引き被害に遭ったとして、大使館に届ける事例が依然として後を絶ちません。被害者は盗難に遭ったバッグやケースの中に、旅券、航空券、現金(多額な場合もあります)、クレジットカード、パソコン、カメラ、鍵等貴重品を入れていたと述べています。 犯人グループからみれば一度味を占めると、美味しい獲物が手にとどくとして、今後も日本人旅行者がターゲットにされるおそれがあります。また、被害者の皆さんは「何時盗られたか全く知らなかった」と述べていますが、手口は巧妙且つ一瞬の間です。くれぐれも注意して携行荷物の管理には十分注意を払いますようお願いします。
 なお、盗られた品々は遺失物として大使館に送付されてくる例は殆ど期待できませんのでご参考までにお知らせします。

最新の被害例からみた手口は次のとおりです。

1.被 害 事 例
(1)被害例が特に多い場所
アムステルダム駅、スキポール空港、ロッテルダム駅、デンハーグ中央駅、HS駅及び比較的乗降客の多い国内の乗り継ぎ駅、スキポール空港の構内及び電車内(特にベルギー〜オランダ間)です。
(イ) プラットホームで荷物を側に置いて電車を待っていると、近くで口論など人目を引く言動が突発し、気をとられているスキに側に置いておいた荷物を盗まれる。
(ロ) 駅構内をトランク等を運びながら歩いていると、ケチャップやアイスクリーム等が服についていると呼び止められ、親切を装いながらバッグを強奪またはスリ盗られる。
(ハ) 電車の網棚にバッグを置いて座席に座っていると、網棚のバッグを死角にして電車の行き先、市内地理等について話しかけられ、そのスキに他の者が網棚のバッグを持ち去られる。
(ニ) 電車の座席の下にバッグを置き座っていると、背中の反対側の座席の下からバッグを持ち去られる。
(ホ) この他にも手口は多少異なりますが、話しかけて注意を逸らすコインのばらまき、ホーム側から車内へ呼びかける窓のたたき等があります。また、電車の乗降口では、グループ仲間で混雑をつくり、上着の内ポケット、ズボンの尻ポケット、リュクサック等から貴重品をスリ盗ったり、気を他にそらして素早くバッグを車外に持ち去る等の被害例が報告されています。更に、駅の売店やスタンド等で飲み物やスナックを購入する際、財布を取り出す一瞬、足下に置いたバッグを持ち去られたケースもあります。
(2)ホテル、レストラン
(イ) ホテルのカウンターでチェックイン等の手続きをしている際、足元、スーツケースやカートの上に置いたバッグを持ち去られる。
(ロ) ホテル内及び市内一般レストランで足元に置く、椅子に掛ける、また、朝食(ビュッフェ)時に料理を取りにいく際、座席、テーブル等に置いたバッグを持ち去られる。
(ハ) ホテルの部屋に従業員を装ってシャワールームなどの修理と称し、スキを見てバッグ等を持ち去る。
(3)上記の他はインターネットカフェ内でのバッグの置き引き、繁華街の人通りの少ない路上でバッグの引ったくり、バッグを車の座席におきっぱなしで駐車している車の窓ガラスを破る「車上荒らし」があります。
2.予 防 対 策
海外で陥りやすいトラブルの中で常に上位にランキングされているのが、スリ、置き引き、ひったくり等の被害です。  被害者は旅行者や出張者等の短期滞在者以外のヨーロッパ在住の邦人も被害に遭っています。 
 特に狙われやすい場所は、電車内、プラットホーム、空港、ホテル、観光客で混み合う観光名所等です。
 空港やホテルでは到着して、ほっと気がゆるむ旅行者の一瞬のスキを狙われます。例えば、手荷物をちょっと目を離したすきに盗まれたり、ホテルでチェックインの手続きに気を奪われている間に荷物が消えたりです。また、ホテル内のレストランで料理を取りにいっている間に席に置いておいたバッグを盗まれるケースも少なくありません。
 電車内、駅構内、プラットホームでの被害例も断然多く注意が特に必要です。一人が話しかけ、もう一人がバッグを盗むという「チームプレー」での注意をそらす置き引き、また、ケチャップやアイスクリームなどが服についているいると教えてくれた人がバッグの強奪、スリに早変わりする手口も依然顕在です。
(1) 貴重品の入ったバッグは体から離さない。
盗難を防ぐ基本は、荷物を体から、視界から離さないことが大切です。空港やホテルでは、チェックインや両替え等の際、不用意に手荷物を床に置かないことです。床に置くときは両足の間に荷物をはさむ等して、体の一部が常に荷物に触れているようにします。レストラン等で食事をしている時でさえ、視界から離さないようにしてテーブルの上にバッグを置く、また、席を立つときは、連れの人が留守番役にいても、自分のバッグは必ず自分で持つようにしたいものです。座席に座っている時もバッグをイスの背に掛けたり、床に置いたりするのは相当危険です。
(2) 現金やカードは分けて持つ。
旅券、航空券等の貴重品は必要な時以外はホテルのセフティー・ボックス等に預け、出来る限り持ち歩かないことです。また、現金の携行は最小限にとどめ、更に現金やカード、TCは2カ所以上に分けて携帯します。
(3) お金の在処を悟られない。
買い物の時、受け取った釣り銭はすぐその場でしまう。財布をしまいながら道を歩くと財布の中身やしまい場所も他人に見られ危険です。
(4) スリにご用心。
スリは博物館や美術館、劇場、ターミナル等、人々の大勢集まるところに出没します。他人と体が密着するような場所や、エレベーター、回転ドア等に入る時は特に用心が必要にあります。 

 

これから9月までは観光シーズンとなるため、犯罪被害の増加が懸念されます。当国に渡航・滞在される方は自らの安全対策に万全を期すよう重ねてお願いします。万一、被害に遭ったときには、直ちに最寄りの警察に被害届を提出して、「報告書」を入手して下さい。(本報告書は保険のクレーム時に役立つ場合があります。)旅券の盗難・紛失の場合には、警察の「報告書」、写真(縦4.5×横3.5cm)二葉及び身元を証明(紛失旅券の写、紛失旅券の番号など)する書類を揃えて、大使館(電話:070-3132325〜6)までご相談下さい。

 

オレオレ詐欺についてのご注意 

2004年11月22日
                      在オランダ日本国大使館領事部

1.在留邦人の皆様におけれては、日本で多発しているオレオレ詐欺についてご承知の方も多いと思われます。外務省の渡航情報(広域情報)で「海外版オレオレ詐欺の多発」と題して去る10月21日付で注意を呼び掛けていました。これは、海外に滞在されている留学生を装って、電話にて日本の両親に「交通事故を起こしたので示談金を送金して欲しい」というものです。送金先が、海外で起きた事件にも拘わらず日本国内の銀行口座を指定しているようです。詳細は外務省のホームページ(http://www.mofa.go.jp/anzen)をご覧ください。

2.先日、オランダに留学しておられる方のお母様から大使館に電話で、「娘らしい声で、(日本時間の)夜中に電話があったので、折り返し日本から電話すると言って一旦通話を切った。直ちに娘の携帯電話に通話を試みたが不通であった。娘の声が逼迫していたようであり心配なので大使館から調べて欲しい」との依頼がありました。当方で「在留届」に記載されている携帯電話に通話を何回か試みましたが不通であり、お友達を通じて通話を試みましたが同じくつながりませんでした。そのうちにお母様から「娘から連絡があった。夜中の電話は娘ではない。娘の携帯が数日前から調子が悪かった。」との連絡をいただきました。後で思い返せばオレオレ詐欺の未遂事件ではなかったかと思われます。このご家庭では、娘さんから電話があると折り返し日本から電話を返すシステムになっていたそうです。

3.皆様におかれては、オレオレ詐欺の被害に遭わないためにも、普段より日本のご両親(留守宅)とは頻繁に連絡を取り合うよう心がけていただくことをお勧めします。同時に、在留届に記載いただいた事項に変更があった場合には、直ちに電話(070-3132325)又はFAX(070-3107099)で大使館領事部にお知らせくださるようお願いします。

 

犯罪発生状況、防犯対策

 

 オランダでは、近年、犯罪発生状況がかなり悪化しています。アムステルダム市、ロッテルダム市などの大都市やスキポール空港では、置き引き、車上狙い、引ったくりが横行しています。

 犯罪者は、ほとんどの場合グループで行動するので、見知らぬ人が話しかけてきたら、その仲間が自分の荷物を狙っている可能性があると考えて、絶対に隙を見せないように注意することが必要です。また、盗難被害の過半数は置き引きによるものなので、携行しているバッグ等はどんな時でも手元から離さないように心掛けることも大切です。

犯罪多発地域は次のとおりです。
アムステルダム中央駅及び周辺、ダム広場周辺(最も危険な地域) アムステルダム駅構内及び同駅からダム広場の間の「Damrak通り」並びにダム広場東側の「飾り窓」が所在する地域には、終日麻薬の売人や浮浪者らがたむろしており、治安は極めて悪く、近寄らない方が安全です。特に夜間の一人歩きは危険です。また、写真の撮影もトラブルに巻き込まれるので厳禁です。

スキポール空港(アムステルダム空港)の到着ロビー、両替所付近並びにタクシー乗場及び駐車場付近空港到着直後の日本人旅行者を狙った置き引きが多発しています。特に、カートの上に乗せているハンドバッグやアタッシュケースを盗まれるケースが多いので、これらの中には現金やパスポート等は入れない方が賢明です。

 

日本人の被害状況は次のとおりです。
置き引き、スリ
貴重品を入れたショルダーバッグや書類ケースを置き引きされる被害が目立っています。その被害例は、次の通りです。
[電車内(特にスキポール空港〜アムステルダム市内)]
* 電車が駅に近づくと、グループの1人がコインを床に落とし、日本人旅行者がそれに気を取られている隙に、網棚や座席に置かれた旅行者のバッグを奪取して、電車の停車と同時に車外に逃走する。
* 犯人グループが日本人旅行者に対して、電車の行き先、市内の地理等について、執拗に話し掛けてきて、旅行者がそれに応対している隙に、その仲間が旅行者のバッグを持ち去る。
* 電車の窓をホーム側から叩いて窓を開けるよう指示し、旅行者がそれに気を取られている隙に、車内にいる仲間が旅行者のバッグを持ち去る。
[駅の構内・ホーム]
* 電車の乗降の際に、グループの複数人が、乗降口で混雑を装い日本人旅行者をブロックし、残りのグループの仲間が後ろから押しつつ、背広の内ポケットやズボンの尻ポケット、小型リュック等々から、貴重品を抜き盗る。
* 簡易売店やスタンド等で、飲物やスナックを購入しようとしている隙に、スーツケース等の上に不用意に置いたバッグを持ち去られる。
[ホテル等]

*

ホテルのチェックインやチェックアウトの際等に、貴重品を入れたバッグをスーツケースの上やカートの手荷物篭に置いたまま手続きを行って、その隙にバッグを持ち去られる。
[レストラン]

*

ホテル内や市内のレストランで、食事と会話に夢中になっている間に、足下に置くか椅子に掛けたバッグを持ち去られる。特に、ホテルのレストランでの朝食(バイキング式)の際に、バッグを椅子やテーブルの上に置いたまま食事を取りに行く旅行者が多いが、戻った時にバッグが持ち去られている例は非常に多い。
[その他]
* 観光地スポットで記念撮影をしている隙に、バッグから貴重品を抜き盗られる。
* コートや背広の後ろにマスタードを付けられていて、親切を装って、それを教えてくれるために近付いてきた見知らぬ人にも手伝ってもらい、汚れを拭き取っている隙に、バッグを持ち去られたり、財布を抜き盗られる。


 偽警察官 アムステルダム市内路上において、偽警察官が職務質問を装い日本人を含む外国人旅行者の所持品検査を行い、巧妙に金を窃取する事件が頻発しています。

 被害者は20代前半の若者が中心で、ほとんどが単独または2人連れの旅行者です。手口は、オランダ人ではない外国人を装った男性が、観光名所の周辺で日本人旅行者(被害者)に近づき道を聞くと、そこに私服警官を装った男(1人または2人)が現れ、先ず外国人男性に対して麻薬の取締りと称して旅券を、次に財布の提示を求め、日本人旅行者(被害者)は外国人男性が素直に応じるのでそれに習い財布を出すと、偽警察官は中身を検査する振りをして、巧みに数枚の紙幣を抜き盗ります。

睡眠薬強盗

 被害者は20代前半の若者(男性)が中心でほとんどが単独旅行者です。被害の多くは、アムステルダム中央駅付近のダム広場や、国立美術館付近のフォンデルパーク等観光地として旅行者が多数集まる地域で発生しています。旅行者が2人組の男性(25歳前後)から英語や片言の日本語で言葉巧みに話しかけられ、親切心を装った男達から缶ビールやビスケットを勧められ、それを飲食したところ、まもなく意識が朦朧となり、その隙に所持金品を盗まれるというものです。中には意識不明となって倒れた際に負傷したり、運河に転落しそうになったケースもみられ、犯人から所持金を強奪される際に殴られる等の暴行を加えられた悪質なケースも発生しています。

防犯対策は次のとおりです。

*

外出する際は、貴重品は必要最小限しか持ち歩かないようにして、信用できるホテルのセイフティボックス等の安全と思われる場所に保管する。持ち歩く場合は、首から吊す貴重品袋に入れ、服の下に隠すようにして所持するか、分散してボタンの掛かる内ポケットに入れる。
* 見知らぬ人が突然声を掛けてきたり、話し掛けてきたら、まず、自分のバッグ等に十分注意を払う。特にバッグ等の手荷物は絶対に床等に置かず、常に視野の中にいれておく。
* 公共の交通機関、特に地下鉄、バス及びトラムの乗降口等の人混みの場所は、スリに最も狙われやすい危険な場所なので、貴重品を入れたバッグ等は身体の前で抱え込むように携行する。
* オランダ人は一般的にみだりに他人に話しかけたりしないので、見知らぬ人間が近づいてきたら、十分に警戒し、勧められた食べ物や飲み物を安易に口にしない。
* ホテルにチェックインする際は、バッグを足下に置かない。アタッシュケース等は足で挟んでいるつもりでも持ち去られている被害があるので、アタッシュケースの上で宿泊カードの記入をすると良い。
* ユースホステル、ポートハウスなど安価な宿泊施設は、防犯対策が不十分で盗難事件が多いので、利用には十分な注意が必要。
* ホテルのレストランやカフェ等では、ショルダーバッグ等を椅子の背に掛けたまま食事をしたり、椅子やテーブルの上にバッグを置いたまま席を離れたりしない。
* 万が一強盗の被害に遭いそうになった場合は、絶対に犯人に抵抗しない。
* 浮浪者風の子供の集団とその母親らしい女性のグループがお金を要求したり、スリを働く事件がアムステルダムを中心に発生しているため、不審な子供を見かけたら、道を替えたり、近くの商店等に逃げ込む等して避ける。この時、子供に暴力を振るうと、仲間の男性が現れることもあるので、避けることが賢明。